今年の7月4日に同志社大野球部内で不祥事事件が発覚。7月から1か月の部活動停止が命じられた。通常は10試合以上行われるオープン戦も今年は5試合。しかしいつまでも甘えたことは言ってられない。8月には新監督の小玉監督が就任。初試合の采配に注目が集まった。
 試合は序盤から相手の失策もあり、3ー0と相手を突き放す。7回には0死1塁から3番松原匡の右超適時三塁打。続く4番吉川の右前適時打もあり2点を追加すると、5-0で初戦を白星で飾った。
 先発は佐々木。不安定な投球をみせるも、6回までを無失点に抑える。中継ぎに藤井、抑えには佐川とつなぎ、勝利をつかんだ。春までは先発としての活躍をが多かった佐川、藤井の両投手だが、「藤井は中継ぎ、佐川は抑えで使うつもり」と監督。もうすでに同志社に新風が吹き始めたようだ。
 初試合を終えて「そうとう緊張したけどとりあえずホッとした」と笑顔をみせた。

●関西学生野球秋季リーグ第2節1回戦(9月13日・スカイマースタジアム)
 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
同志社 2 1 0 0 0 0 2 0 0 5
京大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

【同志社】○佐々木、藤井、佐川-磯部、小林
【京  大】●安土、長原、平井-表