前期を2位で終えた関大は同じく11位で終えた京産大と対戦。前期は5-2と快勝した相手だ。しかし、試合当初からパスミスを奪われ、ピンチを招く場面が目立つ。なかなかリズムに乗れないうちに、前半16分にセットプレーから得点を許した。その後も相手を簡単にフリーにし、立て続けに2点を失う。守備の混乱が攻撃にも悪影響を及ぼしたのか、シュート数で京産大を上回りながらも、反撃は1点にとどまった。「決定力は相手のほうが上だった」とMF大屋主将(4年)が認めるように、後半開始早々にFW阪本(4年)が得点をあげた後は、決定機があったものの決め切れなかった。

「第1戦ということもあり、不安があった。相手の意気込みを感じた」と川端監督も相手の前期との違いを感じたようだ。夏を超え、どのチームも力をつけている。次のリーグ戦まで、2週間ある。今回の敗戦をもとにどのように修正していくかが、これからの戦いを左右するだろう。

●関西学生サッカーリーグ後期第1節 (9月7日・鶴見緑地球技場)

関大 1 0-3 3

京産大

1-0
阪本(後半1分) 得点者

吉川(前半16分)

木村(前半22分)

小笠原(前半32分)