試合は1Q3分、立命のショットが決まり始まる。さらに14分にもショットを決
められ0-2。課題である「序盤の立ち上がり」がまた京大の前に立ちふさがった。

 その後、京大は2Qに入り徐々にペースをつかみ始める。開始早々の1分にMF吉
川がショットを決め反撃の狼煙を上げると、15分にもAT安達のアシストからMF小
懸が同点ショット。試合を振り出しに戻す。

 3Qは京大が終始圧倒。立命のショット数を1に封じ散々攻め立て、10分には主
将MF原田が勝ち越しのショットを決める。しかし、京大オフェンスは中々追加点
を奪えず、試合を固めることはできなかった。緊迫した試合状況の中、4Q3分に
立命に同点に追いつかれ、その後両チーム共に得点できず3-3の引き分けで試合
を終えた。

 京大のショット数は40、対する立命は24。ショット数で圧倒した京大だが中々
ネットを揺らすことはできず決定力に欠ける。最も決定力のあったAT安達も立命
ディフェンスによる「安達封じ込め」にはまり完全に封じられた結果となった。

 プライドトーナメント準決勝では10-3という大差で下し、実力差を見せつけた。しかし今日、同じ対戦相手に苦戦し結果は引き分け。初戦の関学戦も8-8の引き分けとあって覇者京大の勢いに急ブレーキがかかる。主将の原田は「序盤浮き足立った。チームでやりたいことことができていない。リーグ戦1位通過には絶対に落としてはいけない試合だったのに」と悔しさをにじませた。

●関西学生ラクロスリーグ第3戦(9月7日・宝ヶ池球技場)
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
京大 0 2 1 0 3
立命 2 0 0 1 3