関大が昨季覇者一蹴し、阪南大を追撃
怪我をおしての出場だった。痛みに耐え切れず、58分に途中交代。拍手を浴びて、ピッチを後にした。
前半35分だ。左サイドからのパスを受け、左足でシュートフェイント。相手DF2人を抜き去ると、右足でニアサイドにシュートをねじ込んだ。「痛くて、左足でシュートが撃てなかっただけです」。FW金園(2年)が笑った。
エースの今季9ゴール目で先制点を奪った関大は、後半にもMF宇佐美(3年)がダイビングヘッド。試合を決定付ける2点目を挙げ、昨季覇者の大院大に勝ち切った。
雨で滑りやすいピッチだったが、「普通通りやった」と川端監督は話す。安易にロングボール蹴り込むのではなく、関大の持ち味であるポゼッションサッカーを見せ付けた。これでリーグ2位で折り返し。MF大屋主将(4年)は、「(首位阪南大が)射程圏内」と、満足げな表情を見せた。
●2008年度関西学生サッカーリーグ第11節(6月22日・大阪長居第2陸上競技場)
関大 | 2 | 1-0 | 1 |
大院大 |
1-1 | ||||
金園(前半35分) 宇佐美(後半30分) |
得点者 |
小野(後半42分) |
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