立命は悔しいドローに終わる
前節京産大に敗れた立命。今節の相手は同じく下位に低迷する大教大。勝利で前期を締めくくりたい立命は前半から積極的に攻め込む。しかし、肝心のシュートが打てず、前半10分のMF山口(4年)からMF福本(3年)への絶妙なスルーパスもオフサイドを取られてしまう。
そして前半38分、主将・DF畑(4年)が試合後「体をもっと張ればシュートをブロックできた」と振り返った場面。大教大のMF田代(1年)が倒れこみながら打ったシュートはGKの指をかすめ、そのままゴールへ。それまでほとんどチャンスの無かった大教大に先制を許し、そのまま前半終了。1点ビハインドで前半を折り返した。
そして同点ゴールを決めたのは、現在チーム得点王の宮尾だった。
後半12分、右サイドを突破した山口が打ったボールをGKがはじき、ゴール前で待ち構えていた宮尾のもとへ。そのボールを宮尾が押し込み、待望の同点ゴールを決める。その後も立命はコーナーキックからチャンスを作るものの決め切れず、試合終了。この試合で立命は守備面で奮闘したものの、攻撃面は不満の残る内容となった。
試合後、米田監督が「今後の課題は攻撃の攻め手を増やしていくこと」、宮尾が「サイドからのクロスの精度を上げていきたい」と攻撃の改善を口にした。畑主将は「夏に立て直して、やり直したい」と後期に向けて意気込みを語った。
●2008年度関西学生サッカーリーグ第11節(6月21日・大阪長居第2陸上競技場)
立命 | 1 | 0-1 | 1 |
大教大 |
1-0 | ||||
宮尾(後半12分) |
得点者 |
田代(前半38分) |
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