関学、あと一歩で決勝逃す
「一瞬のすきを狙われた」。GK原田(4年)が失点について振り返った。
阪南の速い攻撃を原田の度重なるファインセーブとディフェンス選手の体を張った守備で凌ぎ続けた。しかし77分、阪南大FW小寺(4年)のコーナーキックに完 璧なタイミングでの飛び込みをみせたDF野田(4年)ヘディングシュートがゴールネットを揺らし、苦しい時間帯に失点。
何としても反撃に出たい関学だが、阪南の安定感のあるディフェンスを前に攻撃 の形を作れないまま試合終了。関学イレブンはピッチに倒れ込んだ。
試合後、「関西制覇が目標だっただけに、勝てそうで勝てなかったことが悔しい」と話した原田。この悔しさを晴らすため、総理大臣杯出場の最後の一枠かけ、6月7日、今日と同じ長居の地で近大と激突する。
●2008年度関西学生サッカー選手権大会(6月1日、大阪長居スタジアム)
関学 | 0 | 0-0 | 1 |
阪南大 |
0-1 | ||||
得点者 |
野田(77分) |
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