実力差がはっきりと出た試合となった。同志社は連携ミスから1点を許すも、その後相手の攻撃を許さなかった。

 大きく差をつけるも、「決めるところで決めないと」と主将の多田(同志社・4年)が勝利を素直に喜べないのには理由がある。第1ピリオドは5点を相手から奪うも、第2、第3ピリオドは2得点に終わった。常にパックは同志社のもの。その意識が選手らの「ゴールへの貪欲さ」(多田)を失わせた。

 次の関大は楽に勝てる相手ではない。先日行われた関大との練習試合で同志社は1勝3敗1分と黒星が先行している。しかし、「勝てない相手ではない」(多田)。きっちりと得点を決める。選手全員は今以上のモチベーションで臨む構えだ。

●第57回関西学生氷上競技選手権大会(関西インカレ)第3回戦(5月31日・関西大学アリーナ)
 

同志社 9 5-1 1

神戸大

2-0

     2-0

選手1
選手2
得点者

選手1
選手2