関学は昨日に続き先制を許す苦しい展開だったが、一年生の活躍がチームを勝利に導いた。

 1-1の同点で迎えた6回に檪浦が中前へ勝ち越し適時打を放てば、7回には越智が貴重なダメ押しとなる三塁打で試合を決めた。「檪浦、越智はよくなった」と清水監督を唸らせた両1年生の活躍で接戦をものにした。

 これで関学は5勝6敗の勝ち点2でシーズンを終えた。清水監督は「宮西の抜けた穴を継投で埋めようとしたが、宮崎啓が誤算だった」。打撃陣についても「チーム打率はリーグ5位。大西はよかったが、3年は何しとんねん」と不満げだった。しかし今季台頭した1年生については「新しい芽も出てきているんで、伸ばしてあげたい。死に物狂いでやって欲しい」と期待を込めた。

●関西学生野球春季リーグ第7節2回戦(5月18日・皇子山球場)
 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
京大 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
関学 0 0 0 1 0 1 1 0 0 3

【京大】●安土、西本、綛谷-表
【関学】○岸、石田、坂戸-久恵