前節、姫路獨協大を下した勢いで2連勝を目指す立命。前半の立ち上がりは気迫あふれるプレーでここまで負けなしの阪南を圧倒した。しかし、先制点は阪南だった。いまだ失点3、堅く、高さのある阪南DFをなかなか崩せずにいる立命の一瞬の隙を狙って仕掛けられたカウンター攻撃。前半18分、阪南MF小寺(4年)の中盤から前線へ速いロングパスに立命DFは対応が遅れた。そして絶好の位置でパスを受けたFW木原(3年)にきっちりと決められ、先制点を許してしまった。
 
 1-0で前半を折り返し、続く後半。何としても反撃に出たい立命だが、波に乗った阪南に終始ゲームを支配される苦しい展開に。結局、後半に立命が放ったシュートはわずか1本、決定機を作れないまま試合終了となった。

 試合後、DF畑主将(4年)は「立ち上がりの攻め込んでいた時に点がほしかった」と悔しさをにじませた。また選手権大会前の最後の試合となる次節、近大戦については「かならず勝利し、いい状態で選手権大会に入りたい」と話した。 

●2008年度関西学生サッカーリーグ第8節(5月11日・鶴見緑地球技場)
 

立命 0 0-1 1

阪南大

0-0
  得点者

木原(18分)