昨年の秋季リーグでは全勝、続くファイナル3を落とし2位に甘んじたものの、関西学生ラクロスの強豪校である京大。しかし、今日の試合は昨秋に18-0という大差で勝利した同志社に接戦に追いやられた。

 試合は1Q、同志社に始めのフェイスオフを取られるも相手の隙をつき、1分24秒に#5安達がゴールを奪い先制。しかし7分と16分に同志社が得点を奪い逆転される
。その後2Qは京大が3-0で制したものの、同志社も必死に反撃し一進一退の攻防に。さらに、雨の影響かパスが上手くいかなかったり、走りにくい状態が続き両
陣営共に消耗戦となった。

 試合は5-5の同点だったためサドンデス形式のフリーシュートに勝敗は持ち越される。1本目は双方が外したが、2本目に京大#5安達が決め同志社は外した。京
大は次が決まれば勝利が確定するというところ。次のシューターだった#3黒田は「#5安達が決めてくれたおかげで安心して打てた」と落ち着いてシュートを決め2
-0で京大が勝利した。

 試合後、京大主将原田は「スタートはうまくいかなかったが、これからしっかりと試合に勝利し、日本一を目指していきたい」と話した。

●第5回関西学生ラクロスプライドトーナメント1回戦(5月10日・立命BKC第1グラ
ウンド)
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
京大 1 3 1 1 5
同志社 2 0 1 2 5

 【京大】安達(4)、桂(1)
【同志社】萩原(2)、沢(2)、木田(1)