第35回関西学生バスケットボール選手大会の2回戦、近大-京大の試合が4月26日に近大本部キャンパスの記念会館で行われた。昨年の王者、近大は終始リードを保ち83-58で京大を下した。【UNN=4月26日】

 去年、王座を手にしたスターティングメンバーとはがらりと代わった近大。しかし、ディフェンスから攻めるという近大のプレイスタイルは変わらなかった。

 第1Qからあたりの強いディフェンスで京大のミスを誘い、速攻で攻め込んだ。ディフェンスの隙をついたパスで相手を翻弄するPG西村、そのパスに見事に合わせ得点に絡むPF谷川を筆頭に近大はセットオフェンスでも会場を沸かせた。

 それでも、禿監督は試合後、「相手が弱かっただけ。チームはばらばら」と渋い表情を見せた。主力メンバ-の3人がけがの治療の為、試合に出れない中での公式戦初試合。けが人が多いため、新チームの練習を始めたのは約2週間前から。主将のSF北村は「試合経験が少ないメンバーが多い分、1戦1戦やるしかない」と話した。

 近大は27日に大産大と対戦。まずはベスト8を目指す。

●関西学生バスケットボール選手権大会(4月26日・近大本部キャンパス記念会館)
 

近大 0 29-11 0 京大
18-20
13-16
23-11
0-0