第1Q序盤から大経法大に速攻や3点シュートを次々と決められ、自分たちのリズムがとれない京産大。ゴール下をきつく守る大経法大のDFに対応できず、なかなかシュートが決まらないまま第1Q終了のブザー音と同時に相手に3Pシュートを決められ21-22とリードを許す。

 焦りを感じ始めた京産大は、速いトランジションからの速攻という自分たちのスタイルを出そうとするが、流れに乗り切れず37-32と逆転はするものの点差を開けず、第2Qを終える。

 迎えた第3Q最初の3分、大経法大SG柏尾に3Pシュートを3本含む12得点を立て続けに決められ再び逆転を許す。しかし京産大は第3Q後半、相手のファール連発をきっかけにSF田代を筆頭に巻き返しを始める。第4Q、相手は主力選手2人が5ファールによる退場で勢いを完全に失くす。京産大はゴール下のシュートを確実に決め、相手を引き離し83-61で勝利した。

 試合後、京産大の石川監督は「チームになってない。(選手は相手を)なめてコートに入った。どこかに甘さがある」と苦言を呈した。また1週間後に控える大市大との第2戦については「自分たちのやれることをやる。いつもチャレンジャーという気持ちを持たないといけない」と話した。

●関西学生バスケットボール選手権(4月20日・龍谷大体育館)
 

京産大 83 21-22 61 大経法大
16-10
20-18
26-11
0-0