まず1つ目の記録は1試合における盗塁数。坂根の活躍もあり、チーム合計17盗塁に成功し新記録を樹立した。

 そして2つ目の記録が、今季の活躍が目立つ坂根だ。坂根は一人で1試合7盗塁に成功。立命のOBである川端さんの6盗塁の記録を破り、見事新記録を達成した。「(記録は)嬉しい。今後も相手の隙を見つけて走っていきたい」と坂根。

 試合は初回、鹿野の立ち上がりが不安定で初回の先制点を許すものの、立命打線の援護で試合は振り出しとなる。1回裏、2番長谷川が内野安打で出塁すると4番柳田のホームランで同点に。その後も立命打線は止まらず、17対2と圧勝した。

 「今のままでは近大戦は難しい」と松岡監督は話す。立命は2節空けて、次に向かえるは宿敵、近大。春の優勝候補である立命にとって、近大戦は重要な試合となりそうだ。

●関西学生野球春季リーグ第3節2回戦(4月20日・スカイマークスタジアム)
 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
京大 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
立命 2 6 2 2 4 0 1 0 17

【京大】●西本、かせ谷、山下-表、森
【立命】○鹿野、永田、森潤、青木-新田、藤田