関大、意地の初勝利
昨日までの関大はどこへやら。初回からつなぐ野球を魅せた。1死二塁の場面で3番橋本が左翼へ思い切りのいい二塁打を放ち、先制する。続く田辺も中前へ安打を放ち、その後の蛯子の打席では相手の捕球エラーが絡み、2点目を追加。2-0とする。同志社もその裏、磯部の一塁打で1点を奪い返すも及ばず。2回表でも関大に1点の追加点を許す。中盤からは互いが譲らない投手戦が続き2-1のまま試合は終盤へと突入する。
そして8回表。関大はまたもや1点を奪うと最後の9回に打線が爆発した。主将の田辺も「とにかくみんなが打ってくれた」と話すように、全員野球で一挙4点を奪う。3番4番の中軸が四死球で出塁すると、5番山地が右翼線へ3塁打を放ち3人が生還。続く蛯子も中前一塁打で4点目を奪い8-2で関大が圧勝した。
6回途中以降を0点に抑えた関大伊勢は「ホッとした。力む部分もあるがそんな暇はない。がんばらないと」と今日の勝利に喜びつつ次の試合に気合十分。土佐監督も「まだまだいける」と3戦目に向けての緊張を保ったまま球場をあとにした。
●関西学生野球春季リーグ第2節2回戦(4月13日・西京極総合運動公園野球場)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
関大 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 8 |
同志社 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
【関大】渡部、秋元、横山、○伊勢-田辺
【同志社】●藤井、高見、宝田-小林
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