大体大、京産大を圧倒
昨年の大学選手権1回戦。大体大は関東対抗戦リーグ3位の慶応大に5ー72で惨敗。一敗地にまみれてどん底に陥ったが、今日の試合はそのことを吹き飛ばすかのような試合を展開し、見事に花園の地で蘇った。
試合は前半21分、新しくスタメンに選ばれたWTB野木がトライを奪い、試合の均衡を崩すと、一気に流れは大体大ペースに。昨年の関西リーグトライ王のWTB壇辻と共にトライを量産。野木は3、壇辻は4トライを奪い、京産大に反撃の隙を与えなかった。秋の関西リーグで両WTBがどのように活躍していくのか注目だ。壇辻は「試合で勝てて自分らのやって来た練習が間違いじゃなかったと確信した。(個人として)リーグではトライ王を取りたい」と話した。
京産大は自慢のFW陣が奮わず。昨年の主力が抜けたことにより、もう一度チーム作りが必要になりそうだ。
今日の試合での大体大の圧勝は再び来るかと思われた同志社関西一極支配に待ったをかける。大学ラグビー会に吹き荒れる東高西低の風。その向きを変えるた
めにも、各大学はお互いに切磋琢磨し競いあってほしい。
●第3回関西ラグビーまつり特別記念マッチ(4月13日・近鉄花園ラグビー場)
大体大 | 53 | 15-0 | 0 |
京産大 |
38-0 |
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