昭和60年の発足から20年以上もの歴史を持つ神戸学生制作会(以下神制)。今回の2月展では計48点を出展した。期間中には291人もの人々が訪れ、学生たちの若いパワー溢れる作品を楽しんだ。

 

 会場にて行われたアンケートで最も注目度が高かった作品は、真っ赤な夕日を浴び佇む旅人たちを描いた「望郷」。大市大美術部青桃会に所属している萬藤晃行さん(大市大・2年)の作品だ。展覧会では絵画以外にも絵本やオブジェ、観客が近づくと動き出す犬のロボットなど様々な作品が並び、見る人々の目を楽しませていた。 

 

 「ひとつひとつの作品をじっくり見て欲しい」と話すのは同じく青桃会に所属している胡中将剛さん(大市大・1年)。今回の2月展ではあえてテーマを定めていない。そのため展示作品はどれも学生たちの個性が光るものばかりで、観客は各作品に目を細め見入っていた。

 

 盛況のうちに終わった神制2月展。神制の会長を務める栗田悠子さん(神戸大・1年)は「次回の8月展ではテーマ展をしてみたい。色々な挑戦をするのが目標」と神制8月展にかける意気込みを笑顔で話した。