西暦2707年。科学技術の発達により生身の人間でも音速走行が可能になった未来が舞台で、音速レースのランナー達の戦いを描く。作品について、演出の清水さやかさん(関学・4年)は「話が2700年とか音速走行だとかめちゃくちゃだけど、走ることにかける熱意は自分たちの演劇にも通じるところがある」と話す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人数の都合で一人が複数の役を演じたが、コミカルなシーンをちりばめることで、場内を盛り上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 清水さんは、4回生にとっては最後の公演になることに「これからも演劇を続けていく人は少ないので、悔いのないようにしたい。一つのことでこんなに集中できるのは今ぐらいしかないので、若さを使い切りたい」と話し、これからのsomethingを背負っていく3年生らに向けて「いい意味で、自分たちがやっている公演がハードルになってくれれば」とエールを送った。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なお、演劇グループsomethingは次回公演として「新入生歓迎公演『昨日の嘘(仮)』」を行う。5月上旬予定。