関西学生選抜、一歩及ばず
1Q、お互いがボールを奪い合う展開だったが、残り1分で社会人RB土手下のTDで0-7と先制される。なんとか関西学生も点が欲しいところだが社会人の厚い守備の壁を破ることができない。
3Qも社会人RB朴木が約34ヤードを独走しそのままTD。0-14と社会人の力を見せつけられる。4Q、このままでは終わらせたくない関西学生は、残り時間も少しとなったところでLB坂田(関大・4年)がインターセプト。ナイスプレーをみせて流れは関西学生へ。社会人の守りの壁に対してQB三原(関学・4年)は「最後、社会人にタックルされて痛かったのでやったろうと思った」と三原らしい正確なパス回しで攻めの姿勢を崩さない。残り時間も約1分のところで三原からRB中道(立命・4年)へのパスでTDとし6-14。勝利したい関西学生はここを2ポイントコンバージョンで8-14とする。最後まで点を取ろうと粘ったがそのまま試合終了。学生最後の試合は敗北に帰した。
試合終了後、三原は「気合でいったんすけどね、あと少し」と話した。関学のエースとして日本一に導き、ライスボウルではパス獲得553ヤードの大会新記録を樹立するなど目覚しい活躍を見せた三原。就職先にはアメフットチームがないため、卒業後は続けることはないと話していたが「やっぱり社会人に入っても続けていきたい。(入りたいクラブチームは)シルバースターズ」。まだまだ三原のアメフット人生は続く。
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