「モール、スクラムで圧倒できた」と中尾監督が話すように、同志社がFW陣で試合を決めた。前半で奪った4トライのうち、3トライがFW陣。序盤からぐいぐいとモールで押し進め、スクラムでも押し負けなかった。
 この日2トライを挙げた主将・前川も「モールで前進できるようになってきている。最初に比べればよくなってきている」と話す。この2週間の練習でもモールとスクラムを重点的に強化。課題とされていたFW陣が安定しつつあるようだ。
 後半も途中出場のNO8吉田の活躍などで6トライを奪い、計10トライの猛攻を見せた同志社。第2節から見せている攻撃力は、衰えていない。
 主将・前川は「次は去年負けた相手。悔しい思いをぶつけたい」と次節の京産大戦へ向けて抱負を語った。