エース起用が裏目にでた。近大は秋季リーグで不調だった、エース巽の右腕に先発マウンドを託した。だが、巽は3点のリードを守りきれず3回2/3、4失点で降板。その後、藤川の適時打で同点に追いつくも、延長10回。4回から登板し好投を続けていた谷口友が失策をきっかけに佛教大打線につかまり、敗戦が決まった。
 榎本監督は「巽は良くなかった。何も言うことはない」と厳しい表情だった。
 近大は明日、敗者復活戦に出場。同じく1回戦で敗れた奈産大と対戦する。神宮大会への出場権を得るため、残る1枚の切符を狙う。

●第5回大阪市長杯争奪関西地区大学野球選手権大会(11月1日・南港中央野球場)
▽1回戦第1試合
 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
佛教大 0 0 0 4 0 0 0 0 0  2 6
近大 0 0 3 0 1 0 0 0 0  0 4

【佛教大】古田、大野、河野、○山田龍-谷澤
【近 大】巽、櫻井、●谷口友-國本
 

 

▽1回戦第2試合

 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
大経大 0 0 2 0 0 1 0 0 0  5 8
奈産大 0 0 1 1 1 0 0 0 0  0 3

【大経大】芦田、朝山、○水谷-奥山
【奈産大】桑原、●蕭、今井-吉田