京都学生祭典は、京都の学生が中心となって企画・運営する祭り。地域の活性化のために平成15年から始まり、今年で5回目を迎える。学生バンドコンテストや、全国おどりコンテストなどが主な企画となっている。この日踊られた「京炎そでふれ!」は同祭典のテーマダンスだ。
 祭典本番まで残り一ヵ月をきった。5周年という節目を迎えて実行委員会は「新たな京都の伝統祭へ」をスローガンに掲げ、昨年末から活動。今年4月には同祭典のプレイベントとして「春祭り」を初開催するなど、例年以上に同祭典の知名度向上に尽力してきた。
 踊り手達も各大学で所属しているダンスサークルで練習する一方、梅小路公園で行われる週一回の合同練習でも汗を流してきた。この日、「京炎そでふれ!」の踊りチームのリーダーを務めた津久井雅美さん(京女大・2年)は演舞後、「準備段階は終了。本番へ向けて踊り手の意識を高めていきたい」と意気込んだ。
 本番を目前に控え、実行委員長の藤田卓也さん(京大・3年)は「これまでやってきたことをじわじわ感じている。実行委員も踊り手も頑張っている。学生のパワーを発信する僕ら自身があと一ヵ月、全力で走り抜けたい」と目標の20万人動員へ向け抱負を話した。
 第5回京都学生祭典は10月6日に京都駅ビル、7日に平安神宮・岡崎周辺で開催される。