阪大と関大が学術交流協定
阪大と関大は同じ吹田市に立地し、以前から研究者同士の個々の繋がりが強かったため、大学間の協定を締結するに至った。現時点で進行中の交流プロジェクトなどはないが、協力するということでいったん方針を固め、今後様々な交流を促進していく狙いがある。阪大が国内の大学と協定を結ぶのは初めてで、全国的にも旧帝大と私立大学が協定を結ぶのは珍しい。
関大は来年度開設予定の大学院心理学研究科の授業を阪大生が将来的に受講可能にすることなどを目指す。阪大総務部の川北康夫さんは「これを機に、スポーツ、イベントなどで学生さんの交流が盛んになれば」と話した。
関大は来年度開設予定の大学院心理学研究科の授業を阪大生が将来的に受講可能にすることなどを目指す。阪大総務部の川北康夫さんは「これを機に、スポーツ、イベントなどで学生さんの交流が盛んになれば」と話した。
※サスティナビリティ学
持続可能な地球社会を意味し、国際社会が直面する地球温暖化などの気候変動から、エネルギー・人口問題・医療・食糧問題といった緊急課題の包括的な解決を目指す学問。
文理融合的で、(1)地球システム(資源、エネルギー、生態系など)、(2)社会システム(経済・政治制度、産業構造、技術体系など)、(3)人間システム(個人のライフスタイル、健康、安全・安心、価値観など)の相互間関係のメカニズムを明らかにし、問題の原因を究明する。
阪大では全学の大学院の共通科目として、平成19年度後期から、「サステイナビリティ学先導2科目が始まる。
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