打球が一二塁間を抜けた瞬間、立命選手達の時間がにわかに止まった。粘りに粘り抜いてきた末のサヨナラ負け。悔やみに悔やみきれない結果となった。「選手の(本来の)力を出してあげられなかった」(立命・松岡監督)。「(延長に持ち込んだ)粘りはよかったが、勝たないと意味がない」(立命・籾山主将)。勝利 への思いは届かず。5季ぶりにつかんだ神宮への切符が早くも帰りの切符に変わってしまった。失意のままに立命は帰路についた。
 

●第56回全日本大学野球選手権大会第2日目(6月13日・神宮球場)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
立命 0 0 2 0 0 0 1 0 1 0 4
東日本国際大 0 0 0 1 0 3 0 0 0 1x 5

【立命】黒田、田中、●大橋-乗替、新田
【東日本国際大】根本、宮下、○鈴木-加藤