今回の追悼行事は近大の学友会連合会が主催して行われた。近大からの犠牲者は木下和哉さん(当時・理工3年)、下浦善弘さん(当時・法3年)、濱端諒介さん(当時・経営2年)の3人。事故発生時刻の午前9時18分になると、特設テント内に設けられた3人の遺影を前に、学友会連合会のメンバーや学生らが黙祷を捧げた。同時に 大学内の教室へ向けて黙祷を呼びかける全館アナウンスも行われ、学内全体が3人の冥福を祈った。その後、献花に集まった学生らが続々と花を遺影に手向けていった。献花は同日午後2時まで行われた。
 今回の追悼行事を企画した近大学友会連合会の藤本佳伸委員長(法・4年)は「近大の学生代表として(犠牲者への)思いは去年よりも強い。(事故のことを)忘れないことが大切。多くの近大生にこの思いを持ってもらいたい」と話した。