試合が動いたのは前半19分、右サイドに開いた関大FW板倉からのグラウンダーのセンタリングにFW佐藤悠が合わせ、先制点を奪った。しかし、前半28分にびわこ成蹊スポーツ大MF瀬古に決められ、同点にされた。王者として負けられない関大だったが、サイドを有効に使えず、前半のシュートは1本のみだった。
 後半になっても攻撃のリズムのよくない関大は後半14分、クリアミスから失点。逆転を許してしまう。点を取るしかなくなった関大は試合終了間際に猛攻を仕掛けるが、シュートがゴール寸前で相手DFにクリアされるなど、最後まで決め切れなかった。
 試合後、関大の川端監督は「(初戦で)緊張もあった。すぐに気持ちを切り替える」と厳しい表情だった。

●関西学生サッカー春季リーグ(4月8日・鶴見緑地球技場)

びわこ成蹊スポーツ大 1 1-1 2

関大

0-1

瀬古

阪田

得点者

佐藤