同祭典は平成15年から始まった、京都の大学生が中心になり企画・運営する祭り。昨年の10月に行われた第4回同祭典には過去最高となる17万4000人が来場し、盛り上がりを見せた。
 5周年を迎える今年は、京都三大祭に続く「新たな京都の伝統祭へ」がコンセプト。京都の幼稚園や小中学生などと共にみこしを作るという、これまで以上に市民交流を意識した新企画が発表された。
 実行委員数142人、祭典恒例の「京炎そでふれ!」のおどり手216人と、スタッフ数もこの時期では過去最高。集会の最後には同祭典の成功を願って「京炎そでふれ!」が、集まったスタッフ約90人で踊られた。
 実行委員長の藤田卓也さん(京大・2年)は「僕らにしかできないお祭りを意識して、走っていきたい。来場者数20万人を目指す」と意欲を見せた。
第5回京都学生祭典は10月6日に京都駅ビル、7日に平安神宮・岡崎周辺で開催予定。