第1Q、初めのフェイスオフで京都工繊大にボールが渡る。セットプレーから数本のシュートを打たれ、大阪外大は開始2分で先制点を決められた。大阪外大は続くプレーで相手陣に攻め入るが、相手ディフェンスに阻まれ、シュートには至らない。開始6分、大阪外大はシュートを打てないまま相手にボールを奪われ、2点目を入れられた。その後も、シュートが出せず相手にボールが渡る展開が続き、第1Qを0-8で終える。第2Q、京都工繊大は積極的にシュートを狙い、大阪外大は防戦一方に。ゴーリーの好セーブもあり追加点を簡単には許さないが、終了間際に連続して点を取られ、第2Q終了時には0-12と大差が開いた。
 第3Q以降、大阪外大はシュートの本数を増やす。第3Q終了まで残り1分のところで、AT・太田が前進気味の相手ゴーリーの隙をつき、初得点を挙げた。第4Qには、MFの速いクリアーでシュートに繋げていく動きも見せるが、得点には至らない。追加点は奪えず1-19と差を広げられ、試合を終えた。
 尾本貴之・ラクロス部主将は「初出場の壁は、ある程度あった」と公式リーグ初戦の感触を話した。スコアについては、「シュート数が少なかった。オフェンスがディフェンスのプレッシャーに負けず、(シュートを)打ち切れるようにする」と話し、課題を見出す。「教えられる(ことがある)試合だった」。
 また、初得点を挙げたAT・太田は「後半になって、オフェンス陣が積極的になってくれて、ディフェンスが前に出てきた。(得点は)後半よくなった流れのおかげです」と振り返っている。
 リーグでの目標は、「まず1勝」。ラクロス部は2週間後の試合に向け、練習を重ねていく。次の試合は9月2日(土)、神戸総合運動公園で午後2時30分より、桃山学院大と対戦する。
 

●関西学生ラクロスリーグ戦
▽男子・3部リーグ
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
大阪外大 0 0 1 0 1
京都工繊大 8 4 3 4 19