学生間の話し合いも開始
打ち合わせには、大学の担当教職員と両大学の課外活動団体の代表者らが参加。大阪外大からは、文連協、体育会、夏まつり、間谷祭の代表者が出席した。両大学の規約確認などを行うほか、具体的な「統合後」の課外活動のあり方についても話し合われた。
夏まつりに関しては、1年生も運営に関わっていることが挙げられ、共通教育を行うキャンパスが豊中で行われる場合、存続が難しくなるという。大学祭については、現在行われている「医学部祭」など、学部単位で行うものは大学の支援を受けていない、という状況が示された。
文化系クラブ・団体の場合、活動内容の重複している団体が阪大に存在していることが指摘されている。大学から支援を受けられる「大学公認団体」となるには、複数学部の学生が所属していることが条件。極端には、現在の文連協所属団体が「外国語学部」以外の学生を1人以上集め、新しい部として申請すれば「大学公認団体」となることは可能だ。しかし、各団体あたりの援助額が減少するため、活動内容の重複するものは「統合してほしい」という意志が阪大側にはあるという。
一方、体育会は7月2日、この打ち合わせに先立ち独自に話し合いの場を持っている。外大側は、2月に行われたリーダーズトレーニングにおける議論をふまえ、外国語学部として独立して活動していくという方針を伝えた。これに対し阪大側は、「大学が統合するのだから、体育会も統合する方がよい」という考えを示し、意見は食い違った。
結果として、「両大学の各部を対象にアンケートを行うこと」「各部に両大学間の連絡係をおくこと」が決められた。アンケートでは、「現在の大阪外大体育会所属の学生が卒業するまでの活動のあり方」などが質問されていくという。回収は10月の第一週。夏休み中に各部で連絡係を通じて調整を行い、それらをふまえた回答を求めている。
8月末には、文連協・体育会に限定して、両大学生間の話し合いが再度行われる予定。この話し合いに向けて、問題点の再整理が求められたという。文連協の加納聡子・委員長は「文化部同士、団体同士、話し合う場を持たないといけない。大学の思惑と学生の思惑は違う」と話す。8月の話し合いに向け、文連協所属の各団体にアンケートを行うこともあるという。体育会の竹中二郎・副委員長は、阪大の大学側が各団体について「まずは統合を前提に考えてほしい」と発言したことを受け、「衝撃的だった」と驚きや危機感を募らせる。「まだ始まったばかり」で方向性は変えられる余地があるととらえるが、「こちらが先手先手で提案していかないと、(体育会は)『基本統合』で話が進んでしまう」と話している。
夏まつりに関しては、1年生も運営に関わっていることが挙げられ、共通教育を行うキャンパスが豊中で行われる場合、存続が難しくなるという。大学祭については、現在行われている「医学部祭」など、学部単位で行うものは大学の支援を受けていない、という状況が示された。
文化系クラブ・団体の場合、活動内容の重複している団体が阪大に存在していることが指摘されている。大学から支援を受けられる「大学公認団体」となるには、複数学部の学生が所属していることが条件。極端には、現在の文連協所属団体が「外国語学部」以外の学生を1人以上集め、新しい部として申請すれば「大学公認団体」となることは可能だ。しかし、各団体あたりの援助額が減少するため、活動内容の重複するものは「統合してほしい」という意志が阪大側にはあるという。
一方、体育会は7月2日、この打ち合わせに先立ち独自に話し合いの場を持っている。外大側は、2月に行われたリーダーズトレーニングにおける議論をふまえ、外国語学部として独立して活動していくという方針を伝えた。これに対し阪大側は、「大学が統合するのだから、体育会も統合する方がよい」という考えを示し、意見は食い違った。
結果として、「両大学の各部を対象にアンケートを行うこと」「各部に両大学間の連絡係をおくこと」が決められた。アンケートでは、「現在の大阪外大体育会所属の学生が卒業するまでの活動のあり方」などが質問されていくという。回収は10月の第一週。夏休み中に各部で連絡係を通じて調整を行い、それらをふまえた回答を求めている。
8月末には、文連協・体育会に限定して、両大学生間の話し合いが再度行われる予定。この話し合いに向けて、問題点の再整理が求められたという。文連協の加納聡子・委員長は「文化部同士、団体同士、話し合う場を持たないといけない。大学の思惑と学生の思惑は違う」と話す。8月の話し合いに向け、文連協所属の各団体にアンケートを行うこともあるという。体育会の竹中二郎・副委員長は、阪大の大学側が各団体について「まずは統合を前提に考えてほしい」と発言したことを受け、「衝撃的だった」と驚きや危機感を募らせる。「まだ始まったばかり」で方向性は変えられる余地があるととらえるが、「こちらが先手先手で提案していかないと、(体育会は)『基本統合』で話が進んでしまう」と話している。
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