【写真】林直也人間福祉学部准教授(左)と対談し、笑顔の多田修平
【陸上】多田がメダル報告会

 8月の陸上・世界選手権ロンドン大会で男子400メートルリレーに出場し、銅メダルを獲得した多田修平(法・3年、陸上競技部)のメダル報告会が29日、中央講堂で開かれた。多田は学生スポーツの国際大会「ユニバーシアード」(8月・台北)でも同種目で金メダルに輝いている。
 講堂の1階が埋め尽くされるにぎわいの中、多田は盛大な拍手に包まれながらステージ後方から登場。同会は体育会学生本部が主催し、来場は関学大生に限定。陸上競技部副部長を務める林直也人間福祉学部准教授との対談形式で進行した。

 多田は世界選手権の男子100メートル予選で同種目世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)と並走したことについて「とても緊張したけど、それよりも一緒に走れるうれしさの方が大きかった。中盤まで先行できたが、後半に一気に抜かされてしまった」と振り返った。3年後の東京五輪については「今後安定して9秒台が出せる選手になって、東京五輪では個人でも表彰台に上りたい」と決意を誓った。
 村田治学長は多田に花束を贈呈し、「東京五輪で活躍してもらい、関西学院大学の名をとどろかせてほしい」とエールを送った。