【特報】関学にGWがない理由
グローバル基準見据え 授業日数確保のため

関学広報室によると、授業を行う最大の理由は授業数を確保するためだという。1単位を取得するためには15時間の教室授業を受ける必要があるとされている。多くの科目は2単位であり、30時間の教室授業が必要だ。1時限の授業が2時間と計算されており、1科目の単位を修得するには15回の授業確保が必要となる。これを明確に守るために、祝日も返上して授業を行うということだ。この制度は19世紀末にアメリカで考案された制度であり、グローバル基準とされている。

関学も以前はこの基準を明確には守っておらず、現在も守っていない大学は多いという。しかし、「世界市民」を掲げる関学。グローバル基準に即した単位制度を明確に守ることで、世界に通用する学生を育てようということだ。

また、関関同立で比較したところ、GW期間中の土日以外にまるまる授業を行うのは関学だけだということがわかった。しかし他の3大学は関学と比較して、春学期の開始が早く、終了は遅い。つまり関学は祝日に授業をする代わりに、長期休暇を確保しているということだろうか。

学生からは「帰省したいので休みにしてほしい」「日本全体が休みなのに、世界基準でとらえるのは疑問」「普段通り動いている企業も多いので、授業があってあたり前」など意見はさまざま。教員からは「授業日数確保のためには仕方がない」という声が聞かれるも、GW中には休講になる授業も多い。

さまざまな意見が聞かれるなか、大学には今日も多くの学生が集まっている。