第1Q11分。QB加納からパスを受け、59ヤードのTDレシーブを決めるWR太田(4月19日・王子スタジアム)
関学、日体大に大勝
アメリカンフットボール「K.G.ボウル」

 新チームの初勝利は、力の差を見せつけてのものだった。昨年、引き分けた日体大を粉砕。スタンドいっぱいに埋まったファンの前で、関学は幸先良いスタートを切った。

昨年度、学生日本一へ導いた絶対的QB三原と主力だったWR陣が全員引退。オフェンスのスターターががらりと変わったが、QB加納は冷静に攻撃を指揮し た。3点リードの第1Q終盤に、WR太田へ59ヤードのTDパス。さらに、第2Q中盤にも、69ヤードのTDパスを成功させるなど、出場した前半だけで 4TDと1FGを演出。チームに勢いを与えた。

昨年までの3年間、加納は三原などの陰に隠れ、QBとしてではなく他のポジションで出場する機会が多かった。「今年はQB一本でやらせてほしい」。新 チーム発足と同時にチームメイトやスタッフの前で宣言した。関学高のときには2度全国大会で優勝した経験があるが、過去の栄光は関係ない。「大学に入って から、ほとんどなにもしていない」。最高学年となった今年こそ自らが司令塔となり、チームを日本一にしたい気持ちが強い。

「今日の相手のプレッシャーくらいなら判断できん。パスを通せて当たり前」と鳥内監督は辛口だ。だが、6月にある日大や松下電工との激戦で結果を残すとき、加納は関学のエースQBへと成長する。

●「K.G.ボウル」(4月19日・王子スタジアム)

  1Q 2Q 3Q 4Q
関学 10 21 14 7 52
日体大 0 0 0 0 0