友人らが最後の別れ
岸久美子さん追悼の集い

 昨年度入学し、病気により今年2月5日に亡くなった岸久美子さん(当時大心・1)の追悼の集いが4月24日、A校舎礼拝堂で行われた。式には岸さんの寮や学科の友人、職員など約200人が集まり、岸さんを偲んだ。【4月24日 京都女子大学藤花通信=UNN】


 追悼の集いは寮生からの声があり行われた。広島での葬式に出席出来なかったことで岸さんが亡くなったという実感がないと寮生が訴えた。約2カ月間、寮で岸さんと同室だった川上ひとみさん(大現・4)は「彼女の生き方を見ていると、物事を先延ばしにするのは駄目だと思わされた。1日1日を大事に生きているように見えた」と生前の岸さんについて話す。
 岸さんは車いすを使用していた。京女大で車いすの学生を受け入れたのは岸さんが初めて。岸さんの入学により車いすの人でも過ごしやすいように昨年度から敷地内のバリアフリー化を進めていた。今年の秋頃にもスロープ設置など数箇所の改装予定がある。
 式では初めに三帰依文、さんだんの歌が続けて歌われた。演劇部の学生により岸さんの日記の1部が朗読される中、参加者は焼香を行った。焼香には集まった大勢の友人らが列を作り、最中に涙を流す学生が多数。焼香の後、導師の方からの話に、学生らのすすり泣くような声が堂内に響いていた。
 学生らはハンカチで顔を覆いながら岸さんに向け、みほとけにいだかれてなどを歌い式は締めくくられた。岸さんが所属していた箏曲部の先輩である竹越茉莉絵さん(大福・3)は「一緒にいられた時間は短いけど、岸さんはいつも笑顔で、印象に残っている。(最後に)『ありがとう』と言いたい」と話した。





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