新しい手法に挑戦
初めての延期も 劇団S.F.P.秋公演

   劇団S.F.P.の秋公演「アレルギー・マーチ」が11月20日から23日 の間D校舎学生ホールで上演された。会場では学外者の姿も目立ち、4日間で160 人が訪れた。 【11月23日 京都女子大学藤花通信=UNN】

 劇は4幕から構成され、様々な肩書きの人物が登場する。彼らに共通するのが「先に進むこと」に対して不安や恐怖を感じているということで、互いに悩みを語り合いながら問題を解決していく姿が中心に描かれた。シリアスなテーマに反して、役者の言い回しや演技に大きな笑い声が何度も起こったが、悩みを乗り越えるシーンで会場は静まっていた。 
 今回の作品でS.F.P.は新しい手法に挑戦している。演出・脚本を手がけた中山このみさん(大初・4)によると、脚本は中山さんだけで作ったのではなく、役者らの即興で筋を組み立てていくエチュードという形がとられた。中山さんは「気持ちとパワーを伝えたい」と作品への思い入れを語った。
 今回の秋公演は、もともと10月に予定されていた。新しい挑戦で予定日までに仕上がらなかったのが原因だが、観客に満足して帰ってもらいたいという思いから、団員全員で延期を決めたという。S.F.P.にとって延期は初めて。
 S.F.P.は現在12月22・23日の番外公演「マトリョーシカ」に向けて練習に励んでいる。


 
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