【1月号掲載】リカレント教育課程設置京都の大学では初

談笑するリカレント生(提供写真)

 京都女子大と京都府、大手制御機器メーカーオムロンのグループ企業オムロンエキスパートリンク(京都市下京区)が連携し、「大学連携京都府リカレントプログラム」を開講した。リカレント教育課程の設置は府内の大学では初。同プログラムでは、結婚や子育てにより離職した女性の学びとキャリア形成、再就職のサポートをする。

 受講生は大学または短期大学卒業者、およびそれと同等以上の学力があると認められる就業経験のある女性を対象に募集した。理系の院卒者や、看護師の資格を取得している人など、20〜50代の20人が受講している。育児をしながら通う受講生向けに、保育委託業社による生後6カ月〜未就学児対象の無料保育サービスを行い、8人が利用。

 約半年間のプログラムで基礎講座をオムロンエキスパートリンクが担当し、発展講座を同大が担当している。基礎講座では「英文ビジネスメールの基礎」や「企業会計入門」など復職した際の実務に直結する科目を開講。発展講座では、少人数で学べる「キャリア形成科目」と学部授業から成る「基礎教養科目」を設置している。キャリア形成科目では「パソコン基礎」や「初級簿記」などを開講し、基礎教養科目では食物栄養学科の「食空間プロデュース論」や現代社会学科の「組織マネジメント論」など幅広い分野で科目選択ができるようにした。他にも就業準備として、同社が面接のトレーニングやカウンセリングなども行う。 

 地域連携研究センター長の竹安栄子さんは「(リカレント生と学部生が一緒に受講すると)学部生の良い刺激になりロールモデルになるので、学部教育にも役立つ」と話した。【冨成朋美】

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