【10月号掲載】コラム・おんな坂

 「香澄ちゃんが何をしたいのかが分からない」。これは、私の人生を変えた言葉だ。私は運良く京都女子大に入学できた。しかし「大学入学後に何をしたいのか」を明確にしていなかったことを同じ寮で共に生活していた先輩に見透かされたのだ。

 この言葉を言われた直後、私は「何をしたいのか」と自身に問いかけた。しかしすぐに答えが出なかった。しばらくして「内気な性格を直し、社交的になりたい」という答えを出した。以来、オープンキャンパスのスタッフや京都女子大のカフェのメンバーになり、大学に入学する前よりも積極的にさまざまな人と関わるようになった。そうすることで「社交的になる」という目標を達成することができた。

 1、2年を指揮しながら、やるべき仕事を見つけては臨機応変に明るく笑顔で対応していくオープンキャンパスのスタッフの3、4年や、ミーティングで次々とアイデアを出していくカフェのメンバーの3、4年を見た。そして「勉強や家事といったやるべきことをこなしながら、課外活動にも真面目に取り組む」という新たな目標ができた。

 これまでの大学生活を振り返ると、だらだらと動画投稿サイト「ユーチューブ」を見ていた時間が多かった。無駄な時間を過ごしてしまったと後悔している。今後はそのような時間をできるだけなくして、勉強や家事に真面目に取り組みながら、課外活動で積極的にいろいろな人とコミュニケーションをとりたいと考えている。【東香澄】

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