京都女子大 藤花通信

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This article was written on 22 7月 2017, and is filled under 社会・文化, 総合.

【7月号掲載】日本の工芸品紹介

 京都女子大家政学部生活造形学科の前崎信也准教授が監修に関わった日本の工芸品を紹介するウェブサイト「Made in Japan:日本の匠(たくみ)」に3月、新たに工芸品が追加され、47都道府県全ての工芸品がそろった。公開されているのは169点。工芸品の制作過程の動画も公開されている。解説文と動画には英訳も付く。

 同サイトは、世界の芸術品を紹介しているウェブサイト「Google Arts & Culture」のプロジェクトとして昨年1月に開設。プロジェクトに参加している生活デザイン研究所のコンテンツには世界中からアクセスがあるという。

 前崎ゼミ生を含む約40人の学生が活動に携わった。京都伝統産業ふれあい館(左京区)などと協力してコンテンツ作りも担当。昨年9月にはゼミ生が京都市内の工房を訪問し「きせる」「京瓦」「截金(きりかね)」を取材。ゼミ生は「サイトを初めて見る人と同じ視線に立つため、(工芸品を)ゼロから作る工程を学んだ」と話す。

 学生らは工芸品の生産地の歴史などを調べ、数カ月かけて解説文を作成。分かりやすい文にすることを心掛けたという。写真の撮影や加工も担当。画像は工芸品を細部まで見られるよう高画質にした。

 南木曽ろくろ細工(長野県)と甲州水晶貴石細工(山梨県)の解説文を担当した杉島つばささん(大造・4年)は「工芸品について調べるうちに新しい発見ができた」と振り返る。今後も2020年の東京五輪に向け、外国人に日本の文化や工芸品を発信していく。

記者【冨成朋美】