関大、日本一ならず
第63回ライスボウル

 アメリカンフットボール日本選手権第63回ライスボウル、関大(学生代表)−鹿島(社会人代表)が1月3日、東京ドームで行われた。関大は第4Q残り4秒で逆転のFGを決められ、16−19で敗戦。初優勝はならなかった。鹿島は12年ぶり2回目の日本一。大会最優秀選手には鹿島のLB牧内が選ばれた。【1月3日 UNN】

【写真】先制のインターセプトリターンTDを決めるDB/K小原

 試合終盤までリードを奪うも、第4Qに追いつかれると力尽きた。格上と言われていた相手をことごとく倒してきた関大の快進撃も、日本一には届かず。QB原口も「超えられない壁だった」と肩を落とした。

 関大が想定したゲームプランは「鹿島が先に点を取って、(関大が)追いかける」(磯和監督)。だが実際は逆に、終盤まで関大が先行する展開。DB/K小原の48ヤードインターセプトリターンTDで先制すると、前半は8点のリード。しかし後半はフィジカルに勝る鹿島にじわじわと追い上げられ、反撃の時間を残されずに逆転を許した。磯和監督も「向こうの方が経験が上だった」と鹿島のしたたかな戦いぶりに脱帽した。

【写真】ランプレーを阻まれる関大のQB原口(いずれも1月3日・東京ドーム、撮影=江田慎平)
 甲子園ボウルで威力を発揮したラン攻撃は、鹿島の強力なDFの前に沈黙。エースRB藤森はわずか33ヤードに抑えられ、チームとしても流れの中からTDを奪えなかった。

 日本一は果たせなかったが、来季は学生チャンピオンとして追われる立場となる。「今までと同じ努力では結果は出せない」と磯和監督。届かなかった日本一へ、リベンジを誓っていた。

○関大コメント

板井ヘッドコーチ:「フィジカルの差を埋めきれなかった。関大は全部の要素で伸びしろがある」

LB大舘主将:「負けてしまったので後悔はある。これを糧に下級生には頑張ってほしい。(来季は鹿島でプレーするので)来年はライスボウルで関大とやりたい」

QB原口:「勝負所をものにできなかった。力不足でした」

DB/K小原:「(TDは)ラッキーだった。相手の方が一歩どころか何歩も強かった。次の代にも頑張ってほしい」

●アメリカンフットボール日本選手権第63回ライスボウル(1月3日・東京ドーム)

関大 7 3 6 0=16
鹿島 0 2 8 9=19
【阪西直登】
Copyright (C) 1996-2010 University News Network Kansai. All Rights Reserved.