関西選抜、ガンバ大阪に敗れる
サッカーJサテライトとの交流戦(7月8日)

 サッカー関西学生選抜とJサテライトチームの交流戦第1戦、関西学生選抜−ガンバ大阪が7月8日、ガンバ大阪練習場で行われた。関西選抜は後半に失点を喫し、0−1で敗れた。次戦は11日にヴィッセル神戸と対戦する。【7月8日 UNN】

【写真】Jリーガーを弾き飛ばしてドリブルで攻め込む同志社の荒堀(7月8日・ガンバ大阪練習場、撮影=深江友樹)

 決死の形相で相手に食らいつき、普段はあまりやらないフェイントプレーも見せた。敗れたチームの中でも、中盤で獅子奮迅の働きを見せた男がいた。MF荒堀(同志社)だ。

 Jリーグで活躍する先輩らにも、遠慮はなかった。ガツガツと当たりに行き、相手を弾き飛ばしながらボールを奪う。奪えば即、前を見る。シザーズ(フェイントの一種)で切りこんだり、ロングスルーパスを通したり。「シザーズしたんはノリ(藤澤・関大)に怒られた。簡単に(パスを)出せって」。頭をかいて笑ったが、その表情には充実感が垣間見えた。

 第84回全国高校選手権で2年生の時、野洲高で日本一を達成。決勝では先制点を奪い、DF田中(関大)やMF楠神(同志社)、MF乾(セレッソ大阪)らと共に歓喜した。大学進学後、1年生の秋から同志社のスタメンに名を連ねた。「今一番伸びた選手は荒堀。彼を、見てほしい」。昨季の後期リーグ開幕前記者会見。同志社の望月監督は、きっぱりと、期待の選手の名を挙げていた。今季の関西学生選手権では3位入賞。同志社に13年ぶりの全国切符をもたらした。今、乗りに乗っている選手の1人だ。

 「相手の中盤えぐすぎでしょ」。そう笑っていたのは、ある程度やれたという手ごたえもあるのだろう。「攻守の切り替え、タイミングの良さを見せてくれていた」と島岡ヘッドコーチ。ランダムに選ばれた背番号は10。サッカーでは「一番上手い奴」が着ける番号だ。「似合わんよねぇ。変えたい」。そう言って背番号を手で隠す後ろ姿は、逆光のせいか、眩しく見えた。

●サッカー関西学生選抜とJサテライトチームの交流戦第1戦(7月8日・ガンバ大阪練習場)
関西学生選抜 0 0−0 1 ガンバ大阪
         0−1
【関西学生選抜】
【ガンバ大阪】山崎(後半23分)
【深江友樹】
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