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第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦、関西学生連盟選抜−近畿学生野球連盟選抜が7月3日、わかさスタジアム京都で行われた。関西学生はルーキー萩原が4安打2打点の活躍。チームも計13得点を挙げ、13−0で近畿学生を下した。【7月3日】
関学の4番が、オールスターの舞台で輝きを見せた。12−0の8回、二死1、3塁の場面。打席にはここまで3塁打、2塁打、単打を放っている萩原。カウント0−1からの2球目、甘く入った球をはじき返した。乾いた打球音を残して、白球は中前で弾んだ。チーム13得点目となる適時打。「チームのためになれてよかったです」。身長181cmの大男は、屈託のない笑顔で打席を振り返った。 あと一歩のところで大記録が手からすり抜けた。打席に向かう前、榎本監督から「(サイクル安打を)狙ってこいよ」と一言。本塁打が出ればサイクル安打の場面だった。記録が頭をよぎる。しかし結果は中前への単打。「手ごたえがあったけど、(打球が)上がらなかった」。記録に話が及ぶと、ちょっとだけ悔しそうに表情を崩した。 戸惑いばかりだった春季リーグ開幕直後。試合を重ねるごとに、少しずつ落ち着いたプレーができるようになってきた。しかし今でも基本は怠らない。凡打に倒れると流して走る選手が多い中、1塁までは常に全力疾走。「当たり前だけどなかなかできない。全力疾走できる人間は必ず伸びる」(榎本監督)。ひたむきな姿勢に、指揮官は無限の可能性を感じ取った。 「(大学球界を)代表する選手になると思う。そういう選手になってほしい」(榎本監督)。周囲の期待を一身に背負う黄金ルーキー。リーグ戦を経験してひとまわり大きくなった。周囲が、自身が、思い描く選手像に近づいていけるか。奢(おご)ることなく、ひたむきに。高い理想へ、一歩ずつ進んでいく。 ●第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦、関西学生連盟選抜−近畿学生野球連盟選抜(7月3日・わかさスタジアム京都) 近畿学生 000 000 000=0 関西学生 020 034 04x=13 【近畿学生】●萬谷、河野、小倉、岡本、平田、大岡−吉田 【関西学生】○藤井、宮崎、中後、武内−小林誠、國本
【田村尚紀】
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