関西学生サッカー前期リーグ第9節が6月20、21日に三木総合防災公園陸上競技場ほかで行われた。前節首位に立った同志社は関大に敗れ3位転落。関学、立命はともに敗れた。【6月22日 UNN】
○同志社、首位から陥落 同志社0−3関大 勝ち点16→16(1→3位)
3失点、無得点。攻守ともに関大に完敗。首位の座から1節で陥落した。
1点を先制され、迎えた後半。2分間で2失点を喫し、反撃ムードを作る前に息の根を止められた。「後半の入り方が悪かった」とMF楠神も悔やんだ。DF永戸が前半で負傷退場した影響もあり、早々と試合を決められた。終盤は楠神、MF徳丸らが積極的にゴールに迫るも、関大の堅い守備を崩せなかった。
「みんなの気の緩みがあった」と楠神。首位とは勝ち点差2で、「上位には食らいつけると思う」とエースは試合を反省しながらも、自信をのぞかせた。ここ数試合は好調を維持していただけに、同志社には安定した戦いが求められる。
○関大、同志社を攻守に圧倒 関大3−0同志社 勝ち点14→17(4→2位)
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【写真】先制点に喜ぶ関大の選手ら(いずれも6月21日・三木総合防災公園陸上競技場、撮影=阪西直登)
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前節の大敗から一転。「前回の試合があって今日の勝ちがある」(GK児玉)。完勝で好調同志社を首位から引きずりおろした。
前半から関大のペースで試合が進んだ。前半32分にDF平野がCKから先制点を奪う。FW前川、FW佐藤がそれぞれ後半1分、2分に追加点をあげ、粘る同志社を突き放した。後半、何度かピンチを迎えたが、DF清水主将を中心に無得点に抑えた。
前節の大敗は「現状を教えてくれた」(島岡監督)。攻め込まれると踏ん張ることができずに失点することが多かった。それまでは勝利を収めていたが、その課題が前節で浮き彫りに。この試合でも終盤に攻め込まれた。だが、得点は与えず、集中して守り切った。
「修正点を見つけて臨んだ」と児玉。二の足を踏まないところに今の関大の強さがある。
○関学、阪南大に敗れる 関学1−2阪南大 勝ち点15→15(2→4位)
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【写真】一矢報いるゴールを奪った直後、関学の山内が急いでセンターサークルに向かう(6月21日・大阪長居第2陸上競技場、撮影=寺島琴美)
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立ち上がりは関学ペースだったものの、前半20分の間に2点を決められると流れは阪南大に。「なんでもないミスから2点を決められてゲームプランが立てれなかった」(ゲームキャプテン志田野)。暑さで足が止まり、なかなか決定点を決められない状況が続く。会場に諦めムードが漂う後半37分、FW山内がFW村井のヘディングパスを受け取ると、ペナルティーエリア外からシュートを放ちネットを揺らした。それをきっかけに関学の勢いが加速するも時すでに遅し、ホイッスルが鳴るとともにコートにうなだれた。
山内は「負けてしまったけど点取れたのはよかった、次につながる1点だと思います」と語る。「あと2節、一丸となってやりたいことをはっきりさせて、コミュニケーションをしっかりとって臨みたい」と志田野は前期残り2節の勝利を目指す。
○立命、ミスで自滅 連勝ならず 立命1−2大院大 勝ち点13→13(5→5位)
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【写真】立命唯一の得点を挙げた加藤(6月20日・大阪長居第2陸上競技場、撮影=寺島琴美)
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ミスからの失点。かみ合わない攻撃。ふがいない試合内容にMF福本主将は「最悪。はらわたが煮え返る思い」と吐き捨てた。
前半2分に早々と失点。ゴール前でパスミスを奪われると、そのままゴールに繋げられた。その後はカウンターを狙った大院大の術中にはまり、何度となくピンチを迎えた。持ちこたえていた立命だったが、またもやミスから失点を犯す。後半16分、トラップミスを奪われ、強烈なシュートを叩き込まれた。終了間際にMF加藤のオーバーヘッドで1点を返すも、時すでに遅し。連勝はならなかった。
「ディフェンスに問題は無かった」と福本が話すように、2失点を喫したが、ミス以外は粘り強く守った。課題はむしろ攻撃面にある。ゴール前まで攻め込みながらも、シュートを打てずに終わる場面が目立った。前節からの課題を持ち越した格好だ。次節は積極的にシュートを打てるか。立命の真価が問われる。
●関西学生サッカー前期リーグ第9節(6月20、21日・三木総合防災公園陸上競技場ほか)
同志社 3 1−0 0 関 大
2−0
【同志社】
【関 大】平野(前半32分)、前川(後半1分)、佐藤(2分)
関 学 1 0−2 2 阪南大
1−0
【関 学】山内(後半37分)
【阪南大】永岩(前半14分)、細野(19分)
立 命 1 0−1 2 大院大
1−1
【立 命】加藤(後半40分)
【大院大】岡村(前半2分)、四ヶ浦(後半16分)