子どもたちのための居場所づくりを
学生らが駄菓子屋をオープン

 特定非営利活動法人(NPO法人)「ブレーンヒューマニティ」で活動する学生らが、「子どもたちが楽しめる居場所をつくる」というコンセプトを元に、阪急夙川駅前に駄菓子屋「やなや」をオープンした。店は学校や塾帰りの子供たちで賑わいを見せていた。

【写真】子どもたちで賑わう店内(3月17日・「やなや」店内で、撮影=稲垣祐希)

 ブレーンヒューマニティは大学生が主体となり、ワークキャンプ、不登校の子ども達の支援などをおこなう団体。今回の取り組みは6人の学生らが立ち上げ、現在は5人で運営している。店は同団体の活動に賛同する不動産会社から無償で提供された、7メートル四方ほどの大きさのプレハブで、3月8日にスタートした。

 「子どもたちが楽しんでいるのが、何よりもうれしい」と話すのは店長を務める田川大彰さん。「最近子どもたちが安心して楽しめる場所が少なくなってきている」。この取り組みを始める前から、田川さんはそう感じていたという。そんな折、子供たちで賑わう駄菓子屋を見て、「子どもたちが自然と集まれる場所を作りたい」とこの企画を立ち上げた。

 店内には駄菓子がズラリと並ぶ。店の外側にはテーブルが置かれ、子どもたちの楽しげな声が響く。レジ係の山中沙織さん(関学・1年)は「子どもたちが来てくれると、忙しくても疲れを感じない」と笑顔だった。

 以前まで店長を務めていた大学4年生から、3月末で店長を引き継いだ田川さん。「イメージとしては、地域に密着した商店街のようにしたい」と話している。


 営業時間は平日午後3時から8時、土曜のみ6時まで。日曜と祝日は定休日。
【稲垣祐希】
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