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京大の白川昌宏教授(工学研究科)らの研究チームは細胞分裂時に決まった細胞に発達するためにDNAに「鍵」をかけるDNAのメチル化の仕組みを、たんぱく質の立体構造を解析することで解明し、9月3日、英科学誌「ネイチャー」で発表した。DNAのメチル化はiPS細胞の作製に大きな役割を持つとも見られている。【9月5日 京都大学EXPRESS=UNN】
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【写真】(9月3日・、撮影=京都大学)
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元々、体の細胞は一つの受精卵から細胞分化を経て構成されているため、全ては同一なゲノムDNA配列を持っている。そこで、DNAのメチル化のパターンによりいかなる体細胞に分化するかが決定する。このメチル化パターンが正確に継承されない場合は病的な未分化状態である癌細胞になり、上手に脱分化するとiPS細胞となるという。
DNA複製の時に、二重らせん(双鎖ともメチル化されている)の片方が新生鎖とつながり片鎖がメチル化された状況となる。新生鎖をメチル化するときにUHRF1というたんぱく質が新生鎖を認識し、Dnmt1という酵素によってメチル化される。今回、研究チームはUHRF1の立体構造を決定し、片鎖メチル化状態を認識ことを解明した。
この仕組みを解明したことにより今後、細胞のiPS化、ガン化などの仕組みに関する理解と人為的な制御に貢献すると期待される。
【原尚吾】
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