三宮に響く男声合唱
神戸大グリークラブ 「阪神・淡路大震災メモリアルコンサートシリーズ つなぐ想い−1.17−」

 6434人の犠牲者を出した阪神・淡路大震災から13年。阪神間と神戸市の中学・高校・大学生がリレー方式のコンサートで復興への感謝と助け合う気持ちの大切さを歌で伝える「阪神・淡路大震災メモリアルコンサートシリーズ つなぐ想い−1.17−」(主催・読売新聞大阪本社)が1月12日、神戸マルイ前で行われた。第4回を迎えたコンサートには、男声合唱団の神戸大グリークラブが出演した。【1月12日 UNN】

【写真】男声合唱団「グリークラブ」が神戸マルイ三宮センター街前入口で合唱した。(1月13日・神戸マルイ三宮センター街前入口、撮影=西田健悟)

 神戸大グリークラブは普段、ホールなど静かな場所で合唱するという。しかし、今回の会場は三宮の中でも特に人通りが多い神戸マルイ三宮センター街入口前。「こんなところで歌うのは滅多にない」と話すのは部長の新森隆司さん(経営・3年)。普段中々聞くことがない男声合唱に、通りすがりの人らは立ち寄り、耳を傾けていた。

 震災の被害に遭った人々を意識し、犠牲者を追悼する鎮魂歌、および被災者を励ます歌を選び、合唱した。

 新森さんは震災当時、小学生低学年で大阪に住んでいたため、具体的な被害状況などを把握できずにいた。しかし、大学に入り、クラブ内に震災の被害が大きかった西宮市や明石市などで被災した学生がいること、今回の行事に参加することで、ある思いが新森さんの中で生まれた。「震災を忘れてはいけない」。

 今メモリアルシリーズは次回で最終回となる。最終回は17日、午後7時から神戸国際会館で行われる。チケット問い合わせはキョードーチケットセンター(06-6233-8888)まで。
【西田健悟】
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