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「大学コミュニティーの創造−学生参画における学生の成長と発達」と題した国際シンポジウムが12月8日、同志社大学寒梅館で開催された。学生支援に関わる講演やパネルディスカッションが行われ、会場の寒梅館ハーディーホールには観客約200人が集まった。【12月19日 UNN】
同志社では平成14年5月に「学生支援センター」を設置。学生の自立的な成長を促すため、京田辺校地を中心にさまざまな課外活動を学生に提供している。平成16年には、文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に同志社の「大学コミュニティーの創造−コミュニケーション・デバイドの克服」プロジェクトが採択された。これは、自分が所属しているグループ以外ではコミュニケーションが円滑に進まないという状況を示した「コミュニケーション・デバイド」の克服を試みたもの。学生支援センターは、啓支援活動や障がい支援活動などの課外活動を通じて、学生の大学における新たなコミュニティー形成を支援している。今回のシンポジウムは、その取組の発表とこれからの学生支援についての考察をテーマとしたものとなった。
基調講演で特色GP実施委員会委員長の絹川正吉さんは、同志社の取組に対する評価を交えながら大学コミュニティーの重要性を話した。パネルディスカッションでは、アメリカの大学で学生支援を担当する先生方の事例報告などもあり、来場者はイヤホンから流れる同時通訳に耳を傾けていた。最後の質疑応答の時間には来場者から多数の質問が寄せられ、盛んに意見が交わされるなど盛り上がりを見せた。
パネルディスカッションで司会を務めた学生支援センター前所長の百合野正博さんは、このプロジェクト申請時の責任者。百合野さんは、「最近では学生がひとつの空間を共有することがなく、コミュニケーションが成立していない。これは同志社だけでなく、各大学が直面している問題である」と指摘した上で1・2年生への学生生活支援の重要性を来場者に語った。
【西美奈代】
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