関西の大学の就活事情(その1)
インターン、OBOGで企業を知る

 4年生の就職活動(就活)もほぼ最終戦といえる6月、来年度就活がスタートする3年生を対象にした「就職に関するガイダンス」が関西の各大学で開かれている。 各大学では、就職課やキャリアセンターなどを設置し学生への就職支援を実施いている。就職に関する相談やOB、OGの訪問だけでなく、少人数の自己分析セミナーなど様々な支援を行っている大学が増えている。国立大学では法人化に伴い就職支援に力をいれ始めている。 関西の大学ではどのような支援が行われているのだろうか。関西の大学の就職支援に迫ってみた。

●インターンシップ
 学生が実際に企業や業界での仕事を体験することができるインターンシップに参加する学生も珍しくない。また単位認定の対象にするなど、就活と講義を結び付けるプログラムを行っている大学も増えている。
 立命は99年から「インターンシップ・オフィス」を開設した。同オフィスではインターンシップの受け入れ先の探し方からエントリーの仕方まで、幅広い情報をもとに細かな指導を行っている。インターンシップのメリットについて「視野が広がる。自分の適性がわかる。大学での勉強に関連づけられる」とキャリアセンター衣笠の栗山剛さんは話す。
 同志社では「キャリア形成とインターンシップ」という講義を正課科目として実施。この科目は同志社のキャリアセンターが実施するインターンシップに参加するというもの。期間は2週間から1カ月で修了すれば単位を修得できる。他にも大学間の単位互換を行う大学コンソーシアム京都のプログラムの受講が可能で、終了すれば単位として認定している。
●内定者が3年生をサポート
 立命では、先輩の情報を就活に活用する「スチューデンツ・ネットワーク」を95年に開始した。各ゼミやサークルから選ばれる就活のリーダーであるプレスメント・リーダー(PL)、内定者が自分の就活体験に基づき後輩にアドバイスするジュニア・アドバイザー(JA)、就職して数年の若手OB、OGが在学生との懇談会への参加などを行うキャリア・アドバイザー(CA)で構成される。卒業生の支援だけでなく、在学生の相互支援を行っているのが立命の特長だ。「オリター制度(上回生が1回生の授業の支援を行う)があり、後輩思いの学生やOB、OGがいるからこそできる仕組み」と栗山さんは話す。 
【UNN報道局文化部】
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