学生 岩手で復興支援活動 被災者の今を受け止める

 課外プログラム「大船渡盛町七夕まつりサポートプロジェクト2019」が8月3日〜8日に岩手県大船渡市で行われた。サービスラーニングセンターが主催し、東日本大震災被災者の今の心情を感じ、復興支援の本質を探ることが目的。プログラムに参加した21人は事前準備から当日の運営、片付けまでを担った。

 大船渡市と立命館大は2012年4月に「災害復興に向けた連携協力に関する協定」を締結し、同プロジェクトは同年に始まった。今年で8回目を迎える。

 事前準備で、学生らは竹飾りの設置や山車の制作を手伝った。当日は山車の巡行や模擬店の運営、地域の住民や地元企業が参加する「道中おどり」にも参加した。

 参加者からは「最初はどう動いたらいいかわからなかったが、次第に自分から声をかけられるようになった」、「地域の人の温かさを感じた」といった声が聞こえた。

 復興支援に関して、同プロジェクト担当者の横関つかささんは「被災者の思いを受け止めることも支援の形の一つ。参加者は震災後も地域の人がお祭りを続けている理由を感じ取ってくれただろう」と振り返った。

 同プロジェクトは来年も実施予定。横関さんはボランティアの参加を悩んでいる学生に向けて「ボランティアを『〜してあげる行為』と捉えずに、何かを一緒に成し遂げる構えで臨んでほしい」と語った。【二宮聡子】

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