立命生が本出版 トークイベ開催

 異世界言語習得ストーリー「異世界語入門〜転生したけど日本語が通じなかった〜」の作者、現役立命館大生のFafs F. Sashimi(ファフス)さんのトークイベントが5月29日、ブックセンターふらっとで行われた。執筆に至った経緯や新言語作成の難しさを語った。

 「異世界語入門」は主人公がリパライン語が話される世界に転移し、文字や表現を学んでいく物語。リパライン語はファフスさんが創った人工言語だ。異世界に転生しているにも関わらず主人公が日本語を話す従来の物語の形態に疑問を抱き、異世界語しか通じない物語の作成に至った。

 トークでは作品の着想について言及。自身がインド人の母を持ち、南インド発祥のタミル映画を見て育った生い立ちが影響していると話した。また主人公が言語の通じない相手に恋をすることについて「言語は壁じゃない」とも。互いに相手の言語を習得し、歩み寄ることが理想の形だと考えを述べた。

 後半には質問コーナーが設けられ、サイン会も行われた。文学サークルに所属する3年生の学生は「(トークを聞いて)執筆活動の裏側を知れた。今後の活動に役立ちそう」と話した。【二宮聡子】

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