「夜の日本史」開講 歴史から性の姿勢学ぶ

 文学部の山崎有恒教授(日本近代政治史)による毎学期恒例の授業「夜の日本史シリーズ」が2018年度後期も開講された。正課の日本史概論や新しい日本史像の一環で、江戸時代の人々の性をテーマに補講として行う。歴史から今に生かせる教訓を見つけることが目的。受講生以外の参加も歓迎しており今回も学部問わず生徒が集まった。 

 授業は7年前から開講。江戸時代、性行為では互いのために知識が必要であると性教育が盛んに行われていた。対し現代は公の場で性について話すことはタブーとされる。明治維新を機に日本人の常識が一変したと考える山崎教授は、価値観の変化について教える際、性について触れる必要があると考えた。

 授業では江戸時代に執筆された性の指南書や、当時の日本人女性の海外からの良い評判を紹介。性に対していかにオープンであったか、また性について学ぶ必要性を伝えている。受講生からは「相手のために性について学ぶという思いやりに感動した」といった声が聞こえた。

 過去をさまざまな視点から学ぶことで私たちの生活はより良いものになる。山崎教授は「他キャンパスでも同様の授業を行いたい」と意気込んだ。 【二宮聡子】

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