地域復興と環境改善へ 小学生向けイベ開催

 大川活用プロジェクト支援団体「haconiwa」が8月7日、美崎自治会館(滋賀県守山市)で地域交流イベント「夏休み大川自由研究室」を開催した。同プロジェクトは守山市を流れる大川の水質改善や地域活性化を目的として活動している。同イベントは美崎地区に住む小学生を対象とし、自然に触れる機会を提供することで地元の環境や琵琶湖に関心を向けることが目的だ。当日は守山市の小学生約80人が参加した。

 同団体は2015年、高校時代に水質改善活動を通して同プロジェクトと関わっていた立命館守山高校出身の学生らによって立ち上げられた。以降守山市の住民や同プロジェクトと協力して学習支援や地域密着イベントを主催している。

 同イベントは今年で6年目を迎え、当日は学年ごとに違う企画が用意された。小学1、2年は野菜を用いて精霊馬を作った。3、4年は顕微鏡を自分で作り事前に大川から採取した水を用いて観察会。5、6年は琵琶湖へ出て漁の体験をした。学年を追うごとに身近な自然の環境からより大きなスケールの環境に触れられるようになっている。また他にもペットボトルロケットやそうめん流しなどで地域の人と触れ合う機会もあった。

 例年1、2年は野菜収穫、3、4年は大川での屋形船体験を行っているが台風の影響により急きょ予定を変更。練り直しを行い新たな試みが含まれる企画を用意したことで参加者からは「授業では学べないことを学べた」、「来年も来たい」といった声が聞こえた。

 同イベントを担当した柳田直哉さん(生命・2年)は「地域の人たちの支援があってこその成功だった。広報や当日の作業まで全て地域の人の助けなしでは成り立たない。感謝の気持ちを忘れず今後も活動を続けていく」と意気込んだ。同イベントは来年度も開催予定で小学生だけでなく中高生を対象にしたイベントも企画する予定だ。【二宮聡子】

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