硬式野球部は関西学生野球前期新人戦の決勝(8月26日、大阪・南港中央球場)で近畿大に4—2で勝ち、優勝した。新人戦には1、2年生のみが出場する。最優秀選手賞(MVP)には坂本裕哉(文・2年)が選ばれた。
先発した福島滉貴(法・2年)が、150㌔前後の速球で相手を圧倒する。打線も二回、無死満塁の好機から三宅浩史郎(産社・1年)が走者一掃の適時三塁打を放ち先制。この回一挙4得点を奪うと、その後もリードを守り切った。
MVPの坂本は準決勝の同志社大戦(25日)で9回4安打7奪三振の好投。1失点完投勝利を挙げた。
チームを指揮した岡村次郎コーチは「今回優勝し、勝ちを知った選手にはリーグ戦の起爆剤になってほしい」と期待を寄せた。
硬式野球部は昨秋、今春とリーグ戦での優勝を逃した。下級生の力を刺激に、3季ぶりのリーグ優勝を狙う。【山本穂波】